fc2ブログ

創作日記:Mud and Sun スペシャル 2023年11月末時点の状況


先月末に書きそびれた、Mud and Sun スペシャルの進捗状況っす。

8月から11月にかけて、

「ドラクエⅡを意識して、全体的に数値インフレを抑えてみたが
しっくり来ず、武具の強さだけ元に戻す」

ということをやったため、もしかすると
難易度がかなり下がっているかも知れないのですが、

「難しすぎる」よりは「簡単すぎる」の方が
幾分かマシかな?と思うので😅

適当に試してみて、よほど不味くなければ
現状のまま暫定リリースしてしまうつもりです。



あと、最低限やらなければいけない作業は

・終盤と「おまけダンジョン」の詰め
・マニュアル執筆

くらいですかね。

Mud and Sun スペシャル おまけダンジョン 202311
おまけダンジョンは、1st Versionには存在しなかった多層の地下ダンジョンで、
当たり前なんですが やりこみ用です。
(「甦りし魔竜」でも、最高レベルまで上げたという方が何名かおられたので・・・)



当初、「6月末の”最後まで動くだけ”バージョンで暫定公開して、
ブラッシュアップや作り足しをしていけばいいかな・・・」
と思ってたのですが、

思いつくまま作り足すうちに、作りたかった所はあらかた作ってしまったし
一から組み立て直す気はもうないので、
ロージェネ版でVer.3や4が出ることは多分ありません。


もちろん、まだまだ至らぬ点や 他にやりたいことは沢山あるのですが、
あとは次回作以降に回します。


何年かぶりに落ち着いた気持ちで年を越せそうですので、そのためにも
マドサンを早く完成させてしまいたいのは山々なんですが・・・😅


スポンサーサイト



RPGツクール95作再公開の経緯


「甦りし魔竜」スクリーンショット
「甦りし魔竜」(2000年公開)スクリーンショット

旧Twitterに書いていた話の転載というか書き直し。
ブログなら文字数も気にせず落ち着いて書けるというわけさ。




手塚治虫・1961年
手塚治虫・1961年

昨年春ごろから、手塚治虫先生の作品解説や
ドキュメンタリーの動画をよく観ていて、

あの”マンガの神様”ですらスランプもあったし、
怪作も結構な数 描き散らかしてたりするんだな~と知り、

(作品の内実で遠く及ばないとはいえ)
私の過去作も別に、無かったことにしなくていいんじゃないか、
隠し続けるのも辛いし、再公開しちゃおうかと思い始めたのが夏。

とはいえ、手元には何一つ残っておらず。

2002年に活動休止する際、全情報を削除したいとVectorさんへ問い合わせ、
「公開停止してもサーバーには残る」というレスを頂いていたので、

・いったんVectorで再公開する
・それを自分でダウンロードし、手直ししして再アップ

という手順を思いつき、再公開を申請したところ、


Vectorからのメール・2023年7月29日

「規約上、ドキュメント内の連絡先が無効なものは再公開できません、
有効な連絡先を記したものを一旦再アップして下さい」

という旨の御返事。

別にゴネてまで再公開したい、とは思っていなかったので
そのまま4ヶ月ほど過ぎ、12月中旬。



ちょっと思うところ(※後述)があり、あるサイトを
archiveで、掘り起こさせていただいたところ、
ソフトウェアも落とせたので「もしや」と思い、

忌まわしい記憶を蘇らせたくない気持ちと戦いつつ、
自サイトのURLを入れてみると!

かなり末期の、腐りかけの状態のだが
あ~、こんなのもやってたかもな~というページが出てきて、
ソフトも、おそらく破損していないと思われるものが落とせた。
(最初期の、HSP製ミニゲームは落とせず)

軽く動作チェック、そして(キロバイト単位の容量を気にする時代でもないので)
タイトル画面を追加、他ちょっとだけ手直しして無事再公開。


「甦りし魔竜」ロゴ
そして、追加したロゴにも ベレー帽のあの人の影響が・・・?

---

※「ちょっと思うところ」とは

12月中旬というのは・・・そう、このブログの最初期に書いた
「ショートスリーパー化計画」の実行中だったのであります。

開いた早朝の時間に、JavaScriptの勉強、ないしブラウザゲーが作れる
ツールの習得でもしようかなと思っていて、

そのツールの一つを動かすために必要なソフトが公開終了してしまっており
(別のスクリプト言語として独立していた)

それをどうしても落としたくてarchiveに足を踏み入れ、
そのついでに自分のサイトも掘り返してみたというわけなのです。


ショートスリーパー化は頓挫し、むしろ暑さが長引いて寝苦しい中、
一時間でも多く寝たかった2023年でしたが(^^;)

おかげで旧作を再公開できたということで、意義はあったのかも知れません。



添付ドキュメントを書きたいがためにフリゲ作者になった(?)



kuru2 Space Destroyer」添付ドキュメント(上)、ゲーム本編(下)
Ascomoid氏作「kuru2 Space Destroyer」添付ドキュメント(上)、ゲーム本編(下)

オンラインソフトには当たり前のように同梱されていた
readme.txtなどの(DOSの頃は.docとか.manとか)”添付ドキュメント”。

1992年頃、PC-98のフリゲにハマり出したころの私は、
ソフトウェアの中にそんな文書ファイルが含まれているとは
夢にも思わずに1年ほど過ぎ、

スクリーンエディタ(テキストエディタ)というものの
使い方がようやくわかってきて、
それらのドキュメントを発見したときは

「こんな隠しメッセージがあるとは、なんと素晴らしい遊び心だ!」😍
と感銘を受け、片端からエディタで開いては読み漁ったのだった😆


 秀和フリーソフトライブラリ・ゲームコレクションシリーズ 付録ディスク
書籍の付録FDからお気に入りソフトをコピー・展開して、
起動バッチファイルや自作メニューを作るだけでも楽しかった。



そして、ドキュメントの後の方に「作者のフリートークコーナー」
みたいなの(あるいは、それだけのファイル)もよくあり、

リスペクトする作者が飾らず語りかけてくれる感じがなんか嬉しく、
漠然と

「自分も、いつかこれを書く側に立ってみたいのう・・・」


と思ったりしていた。(意気込むのではなく、本当に漠然と)



とはいえ、当時はまだネット未加入なうえ、

手元の開発環境といえば、DOS版のN88BASICしかなく、まだまだ遠い夢。

N88-日本語BASIC MS-DOS版 Ver.6.0
(DOS-BASIC製のソフトを公開されている方は今でもいるので、
何でもいいから作れば良かったかな、とも思っているのだが)


それから数年が経ち、ツクールシリーズ制作物がフリー公開可能となり、
やけくそで作った「KILL THE KING」をぶん投げるような形で
私も作者として出て行くことになった。

だ~がしかし、その頃にはすでにインターネット時代で、
webサイトなどの発信手段があったため、添付ドキュメント内で
フリートークをやることはなかったのだった😅

・・・いや、実は初期のDARK FOLKに書いていたのだが、
音楽制作について、フレーズの一つも作ったことがないかのような
紛らわしい記述があり、ゴチャゴチャ直すのも面倒で消してしまった。

---

以上、別にどうということはない自分語りでした。

そろそろMud and Sunスペシャルのマニュアルを
書かなきゃいけない段階になり(←全然書いてない)、
いろいろ思い出したので記事にしてみた🙃


Mud and Sun スペシャル・オープニング 2023.10.23

本編の方は、OPタイトルを出す場所変更&崖の縁を描き足し、
ゲームバランスと細部の詰めも継続中です。

否定した過去の自分を呼び戻すことにした30代 1/2

砂に埋もれた時計

幼少期から10代くらいまでの楽しかった思い出も
大人になり、視野が広がるにつれて
恥ずかしい、忌まわしい記憶へと変容していってしまう。

・・・のは私だけ?かもわからないが、

かつて夢中になったゲームや漫画、CDなども
そうした記憶と結びつけて「忌むべきもの」と化し、処分し続けてきた。

(漫画本やVHSのように、置ける場所がなくなったり
単に古い媒体となってしまったから・・・という場合もあるが)


”価値観の変化”なんて大それたレベルでなくても、

ちょっとした言葉の誤用とか、
悪ノリして変なこと言っちゃったとか※

記憶を頼りに再現したテリーマンの声真似が、
アニメ見返したらあんまり似てなかったとか、
(↑その場ではウケたので余計に気まずくなった)

キン肉マン第82話・Youtube期間限定配信より
「キン肉マン、私にキン肉ドライバーをかけるんだ!」


その程度のことでも、心の中で封印し続けるうちに
どんどん怖さが肥大していって、

いやな記憶を呼び起こさないジャンルや作品、
ひいてはライフスタイルに逃げるようになっていた。



ゼルダの伝説1(FC)カートリッジ
初代ゼルダの伝説は、母方のばあばに無理やり遊ばせたことがあった。
(勿論、当時はディスク版)


30代半ばくらいの頃、「とうの昔となった時期の事象で
こんなに葛藤や恐れを抱いたまま死んでいきたくない」
と思い、
ある日から封印を解こうと試みるようになった。

かつて好きだったもので、今でもいいな、と思えるものは
買い直しなり鑑賞し直しすることにした。

・・・傍目には、旧作ソフトにかじりつく懐古おじさんでしかないのだが。


※20代以降は、人前で素をさらけ出せる場面が減ったり、
自己フォローすることを覚えたりで 後から恥かくような言動も減った。

(2/2に続く)

たこあげ



否定した過去の自分を呼び戻すことにした30代 2/2

(1/2の続き)

自分年表とか、内観めいたワークを始めたのもこの頃。

気まずい記憶「そのもの」に対しては、記憶にくっついてくる
自己否定感・やっちゃった感に食い下がってみる。
「何もそう青スジ立てんでええやねん」と。

自分の中に生じる、批判コメントに(たとえ正しかろうと)屈しない。
キョドって言い訳を並べることもしない。
反抗しないが譲歩もしない。


ファイナルファンタジーⅣ・セシル原画
FF4のセシルと逆コースのような。

それで、自分に何が起こるか試してみた。すると・・・



うわぁぁぁな感じのおじさん
ネガティブ想念を「思考」に変換せず、純粋なエネルギーとして体に流す
「うわぁぁぁ療法」を編み出したのだ。

※ラジオ深夜便を聴き流しながら横になってた時だったと思う。

これ、過去に何度も書こうと思ったのだが
感覚的なことなのでどうにも伝えづらい。
体に流す瞬間うわぁぁっ、という感じになるのでこう名付けた。

フロイト派でいう「除反応」(←うろ覚え)とか、
森田療法の「あるがまま」と同じだと思っている。


真面目な話、心理・スピ系でしばしば言われる(言わないかも)
「体からヘドロが出ていく感じ」とか
「邪魔なパーツがガチャっと外れるような感覚」も何度かあった。

そんな中で、自己肯定感というか
オヤジ的な居直りも少しづつ備わってきたらしく、

体をなめる猫

元々ただの自己満懐古サイトであった"furufamiDX"も
始動していくことになる・・・

----

・・・以上、

MANOWAR買い直し」の続報を書くつもりが、
ライヴ盤を聴いていたら自分の世界に浸ってしまい
あらぬ方向に話が行ったばかりか、初の前後編となってしまった。

だって、MANOWARなどはもう・・・ねぇ?😆

MANOWARいろいろ

なお「HAIL TO ENGLAND」は英国より輸送中であります、閣下。

プロフィール

ふる

Author:ふる
1970年代生まれファミコン世代。
PC-98のフリー/同人ゲームの影響を受け、1999年より「陽平」名義で作者活動開始。

2002年に活動休止し、15年に亘るスランプを経て、2017年より「furufami DX」を名乗り活動再開。

(今となっては)レトロ風なRPGを中心に作っております。

最新作:Mud and Sun スペシャル 近日リリース!

---

スタジオfdx 本館

BOOTH(準備中)

Vector作者ページ

---

お問い合わせ用メール:
fdxfuru@outlook.jp

※ゲームやブログ内容へのご意見・ご感想はOFUSE経由で頂けますと喜びます。(メッセージのみでも送れます)

---

▼どれかクリック頂けますと
モチベになります




にほんブログ村 ゲームブログ ゲーム制作へ
にほんブログ村

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ いきいきオヤジへ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR